リアルタイム妊娠記録

初めてだらけの妊婦生活

初産婦人科、内診編

問診が終わり、次はいよいよ内診です。

これに関しては受診前にネットで調べて、ちょっとだけ知識をつけていました。初めての人に立ちはだかる試練と言われる、内診…。

下半身の服を脱いで内診台に乗って股を開き、膣に器具を挿入するという診察です。

どんなもんか何となく雰囲気が分かればと思って今回は簡単な漫画にしてみました。

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ちょっと詳しく説明してみると…

トップス

長め丈のチュニックやロングTシャツ、もしくはワンピース。腰までまくり上げ安い素材がベター。別に丈が短くても良いけど、座って待つ間下半身剥き出しはちょっと寒いしハズカシイ。

ボトムス

どうせ脱ぐのでボタン等の少ない脱ぎやすいもの。スカートだとそのままでOKな病院もあります。

これもどうせ脱ぐので、ブーツ等の紐でガチガチじゃない簡単に脱ぎ履き出来るもの。これも脱げりゃ何でもいいんですけど。

その他

内診で膣内に器具を入れるので人によっては出血するので軽い費用のナプキンかパンティーライナーを持っていると安心。(病院によっては脱衣スペースに用意してあります)

色々挙げましたが、実際はどんな服装でも大丈夫です。下が隠れるトップスじゃなくても膝掛けを渡してくださるので、それを使えば座って待つ間も羞恥心と寒さから体を守れます。

脱ぎ履きしにくくても結局脱げさえすればいいので、まあそんな難しく考えなくて良いかと。人気で患者さんがたくさん来ている産院や病院では手早く着脱したらそれだけ回転が早くなってみんなハッピーです。多分。

いざ、内診台へ

内診台は美容院のシャンプー台の椅子みたいにリクライニングする椅子です。

ただ、特徴的なのはトイレみたいに座る部分に穴が開いているのです。下半身の服は脱いでいるので、本当にトイレみたいな感覚です。座ってるとお尻が丸出しで寒いし恥ずかしい。

先生が診察する部屋と内診台のある部屋はカーテンでずっと仕切られていて、先生や看護師さんの姿はこちらから見えないですし、逆もまた同じです。

先生の診察する準備が整ったら、椅子が動き出します。椅子自体が少しずつ上昇、背中側がゆっくり倒れて、同時進行で股が全開にされます。

太ももの部分からガッツリ開くので、めちゃくちゃ恥ずかしいです。

が、産婦人科の先生達は今まで何千人もの妊婦さんを診察しているし、見慣れたものだし何ら気にしてないと思います。私が恥ずかしい!と思ってても先生達はどこ吹く風です。私が気にしすぎなんですね。

先生は淡々と膣の粘膜(?)の採取、器具を入れて見た目の状態の確認、経膣エコーの装置を入れて超音波検査をしていきます。

割とこの器具挿入が痛いです。え、これ、大丈夫?と思うくらいグリグリ入れられて私はヒヤヒヤしていました。そういうもんらしいです。人によっては軽い出血もあるようで…。

 

それはそうと、よく超音波検査で赤ちゃんの姿が!というのを見た事があるかもしれませんが、初めの段階…私のように生理予定日1週間後程の時期だと妊娠5〜6週頃になるので、残念ながら赤ちゃんはまだ全然見えません。この時に確認するのは「胎嚢」という赤ちゃんがこれから育つための部屋があるかどうかです。

エコー画像で黒い子宮内にイモムシみたいな細長い形の物が見えればオメデトウです。妊娠超初期に診察を受けた場合、病院で胎嚢が確認出来たこの時に初めて「妊娠した」と認定されます。

とはいえ、正直に言うと胎嚢を見てもピンと来ないと思います。笑

内診を経て…

内診が終わると服を着直して、再度先生と診察室で話します。

エコー画像を見て改めてコレが胎嚢ですと説明されて、その後これからの検診等の流れを教えてもらいます。私の通う産院では妊娠何ヵ月でどんな検査をするか、体の状態はどうなるか、見た目はどうなるか、といったのが一眼でわかる表をいただきました。

なんとなーく十月十日で出産だなぁと漠然と思っていたのですが、この表を見てやっと具体的な妊婦生活が見えてきました。

次の検診は2週間後。今回確認できた胎嚢の中で育ち始めた赤ちゃんの心臓が動いているかを見る、心拍確認です。